これ、複数どころかかなりの数が届いていました！（笑）

うん。聞きたい気持ちはわからなくないですよね。バツイチの相手に離婚理由を尋ねたくなるのと同じ心理というか。つまり相手としては「なるほど、それなら仕方がないね」と安心したいわけです。

なので絶対にやってはいけないことは何かというとーー、相手に対する不平不満を一方的にあげつらうこと。実際に相手が100%悪かったとしてもダメです。「自分のことは棚に上げて相手の文句ばっかり言う人なんだな」とマイナス評価をつけられて終わります。

それに相手としては、別に昔の彼氏の話とかは聞きたくないんです。よその男の話とか正直どうでもいいし、延々と愚痴られたら鬱陶しい。何がしたいって、別れた理由を端的に把握して安心したいだけなのです。

ではどう答えるのが最もソツがないかというと......私の考えるベストアンサーは「結婚のタイミングが合わなくて」です。

問答無用で「なるほど、それなら仕方がないね」となりますし、相手を責めるわけでもなく、自分に非があるわけでもない。すべてをタイミングのせいにして終わらせられる。最適解では？

しかも「だから結婚を考えられる相手と出会いたくて」と繋げることができ、相手に念押しすることもできちゃう一石二鳥感。

別に、本当のことなんていう必要ありません。だってそもそも別れた理由なんて一言じゃ言い表せないのだし、結果として結婚に繋がらなかったのは事実だからタイミングが合わなかったのも嘘ではないし。

さて、次。こんな野暮なこと聞いてくる人いるんだ！？！？と思いますけど、当相談所の会員様からも聞くのでどうやら多いみたいです......。

こんな野暮な質問にまともに答える必要ないので、「嘘だと思われるかもしれないけど、本当に初めてで」とか言っておいたらどうですか？（笑）ちょっとそれは憚られるくらいの婚活歴がある場合は「2、3人かな......？」などと誤魔化すとか。

こういう聞いてどうする系の質問には定型文で返しておけばOK。やたらめったらに異性に会いまくっていると嫌だから確かめておこう、くらいの意図しかないのだから、「違うよ」って安心させてあげたらいいじゃないですか。

なるほど。確かに初対面レベルのお相手にこれ聞かれると、けっこう困っちゃいますね。男性としては女性の希望を聞いてあげたいという気持ちなのかもしれないけど、最初はいくつか候補をもらわないと予算感が難しい。

「何系の料理が好き？」とかも困る質問ですよね。正直に「フレンチです」とか「お鮨が好きで♡」とか言っていいのかっていうw

なのでこういう時は「焼き鳥とかどうですか？」って提案してあげるのか正解なんじゃないかと思って私はそうしていましたが、どうですか男性の皆さま。

まず焼き鳥ってどんなに高級だったとしても金額が知れているし、合わせるお酒もビール、日本酒、ハイボールとかになるし、焼き鳥嫌いな男性ってほぼいないし、マイナス評価になる要素が少ないなと思います。

あ、もしお相手のセンスに不安があって赤提灯系とか提案されそうな場合は「カウンターの」とか「落ち着いた感じの」とかって付け加えておくと良いかもしれない。よろしければご参考ください！（笑）

こんな微妙なこと聞く人いるの......？「モテそうなのに」ってもしかして褒めてるつもりだったりするのかしら。男女問わず言われた方はぜんぜん嬉しくないからやめた方がいい質問だよね。

だってつまりこれって、モテそうなのに結婚してない＝致命的な理由があるんじゃないの？ って言われているようなもの。めちゃ失礼。

真に受ける必要ゼロだから「私にもわからない。逆に教えてくれない？」とかって誤魔化しておいたらどうでしょう。ムッとしてもいい場面だけど、一万歩譲って大人の対応をするならね。

それにしても、野暮なこと聞いてくる人って多いんですね......。

雇用形態に関する質問が困る、という意見もありました。

ただこれに関しては、聞きたくなる側の意図も気持ちも理解できるなと思います。お互いに婚活しているわけだから、お相手としても人生のパートナーを探しているわけで。どんな仕事に就いているかって、その人の生き方や価値観を大きく反映している。相手のことを深く知るにあたっては非常に合理的な質問ではないでしょうか。

なので模範解答としては、ご自身がその仕事を選んだ理由をポジティブに説明してほしいです。（ただ「なんで派遣社員なの？」って聞き方はデリカシーに欠けるなぁと思いますが。）

ちなみに当結婚相談所では会員様のプロフィール文を私が執筆しておりまして、必ず「なぜその仕事を選んだか」を書くようにしています。そこにその方の生き様が表れていると思うからです。

相談所では看護師さんが人気の職業なんですが（女性の場合）、「困っている人の役に立ちたい」「人を助けたい」という気持ちがあってその道を志した方がほとんどです。その事実だけで心の綺麗さや優しさが証明されますし、人気なわけだよな、と思ったり。

この類の質問も複数届いていました！古くから合コンでも必ず登場していたやつですね（笑）

これをなぜ異性が聞いてくるかというと、つまりは「自分が範疇内かどうかを確認する」ためです。別に相手も真剣に好みを把握したいわけではないのだから、こちらも大真面目に考える必要はなくて、あなたも範疇内だから安心してねって伝えてあげれば良いということです。

なので模範解答としては、相手にすでに好意がある場合は「◯◯くんとかタイプだよ」とストレートに言ってしまっても良いし、そこまででなくても可能性がゼロじゃないなら、なんとなくでも相手の特徴をそのまま伝えたらOKです。よくわかんないという場合は「一緒にいて楽しい人」とか「笑いのツボが同じ人」とか、主観的な基準にしてしまえば誰でも範疇内になるのでおすすめです（笑）